ある傍観者の備忘録

  1. 老害
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若者はニュースを見ない方が良い

テレビを観ていて、あまりにも芸能ニュースが多い事にビックリする。誰それが結婚したとか、不倫したとか、病気に訃報。気づくと1時間のニュースの半分ぐらいはタブロイド紙の内容でしかないようなものをニュースで流している。

下手をすると、ニュース番組が既にワイドショー化しているのではないかと思うぐらいだ。これは残念ながら視聴者がそれを求めているからなのか。それとも作り手がどんどん楽をしようとしているのか。それとも両方なのか。

週間視聴率のブッチギリがサンデーモーニングである事を見るに、これは難しい事を考えたりする事が面倒になってきている老人が多くなってきている裏返しでもあるとも思われる。お客さんの求めるものを提供するという点では正しい行為かもしれないが、その最大顧客層に入らないものにとっては迷惑でしかない。

まともにニュースを見たければテレビを見るなという事になるんだろうが、社会的にそれで良いのだろうかと心配になる。というのも、まだまだテレビを観て育っているという若者が多いと想定されるからだ。

世界で起きている事が流れないニュースを見続けても、世界に対する関心が湧くわけでもない。考えさせられる番組もなければ、深い思考力もつくわけでもない。まだまだ将来が長い若者が高齢者に付き合って、時間潰しのニュースを見続けているのでは将来が思いやられる。

なので、若者はテレビでやっているニュースは見ない方が良い。幸いな事にも、今はインターネットが発達してきているので、自分で探しにいけばいくらでも情報は探し出せる。

若者にとっては申し訳ないのだが、少子高齢化の社会ではマスに対して提供されるものをそのまま受け身で受け取ると自分が劣化する。なので、ニュースに限らず、自分に相応しいものを積極的に探し出して楽しんで欲しい。

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